初めてこの映画を見た時の感想は、「とんでもない映画を見た!」でした。
間違いなく「ヒャッハー」してしまいました。
何がすごいかって、とにかく最初から最後まで何も考えずに大笑い出来ます!
ストレス解消にはピッタリの映画。
くだらないんだけど、最後までやりきっているというのが凄い!
これで全く笑えないという人なんているのかな?
まあ、映画や笑いは好みがあるから、くだらないと感じる人はいるかも知れません。
ちょいちょい下ネタもはさみながら、やりすぎていないので、そのクドさもない。
何となく「ハングオーバーシリーズ」に通じるところもある、フランス生まれの悪ふざけ満載の映画。
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真夜中のパリでヒャッハーのあらすじ
一人がずっとカメラ回してて「偶然すごい映像撮れちゃった」というPOV方式の映画
バカ騒ぎの映像が記録として全部残っているので、誰にも言い逃れなんか出来ない!
こんな映画を撮った監督、しかも主演を努めている「フィリップ・ラショー」に脱帽です。
しかも、この映画が監督デビュー作というのだから素晴らしい!
主人公は、出勤社勤務の「フランク(フィリップ・ラショー)」
漫画家志望のフランクは、自分の作品を社長に売り込もうとします。
そして、そんなフランクが社長から頼まれたのは、
「子供の面倒を見て欲しい」
ということでした。
作品を売り込みたいフランクは、社長の頼みを断ることは出来ず、悪友が予定していたパーティーをキャンセルして社長の豪邸に向かいます。
フランクを待っていたのは、甘やかされて育ったクソ生意気な子供「レミ」
このレミが好き放題暴れます。
フランクが父の部下なのをいいことに、レミはフランクに無理難題を押し付けてしまいます。
そこに、フランクの悪友たちが押しかけて、バカ騒ぎが始まりました。
翌朝、夫婦で外出していた社長のもとに、警察から「ご自宅が大変な事になっています。」という連絡が入ります。
そして自宅に戻ると、家はメチャメチャに荒らされ、フランクとレミは行方不明。
警察は、誘拐事件として捜査を始めます…
題名と日本公開&続編など
この映画の原題は「Babysitting」で、日本語にすると「子守をすること」になりますね…
この題名で日本公開されたら、多分あまりインパクトはなかったもしれません。
しかし、「ヒャッハー」という擬声語を題名に含めようと考えた人は誰だろう?
最初、この題名を見た時「なんてふざけた題名だ!」と思いましたが、映画を見た後、「この題名で良かったかも!」と思いました。
確かに、映画を見て「ヒャッハー」ってなりました。
日本での公開日は「2017年1月21日」で、実はこの映画には続編もありますが。日本では何故かこの続編の方が早く公開されています。
続編の名前は「世界の果てまでヒャッハー!」で、日本で公開されたのは2016年11月になります。
子守が重大事件に発展!?フランス発コメディ「真夜中のパリでヒャッハー!」 https://t.co/zK22ZUZwLq pic.twitter.com/KOLN3dFoI3
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) December 20, 2016
「真夜中のパリでヒャッハー!」について
項目 | 開催時期 |
---|---|
製作年 | 2014年 |
監督 | フィリップ・ラショー、ニコラ・ブナム |
出演者 | フィリップ・ラショー、アリス・ダヴィ、ヴァンサン・ドゥサニャ、タレク・ブダリ、ジェラール・ジュニョー ほか |
フィリップ・ラショーについて
この映画で主人公を演じているのが「フィリップ・ラショー」
そして、この映画では監督デビューも果たしています。
実は、「フィリップ・ラショー」さんは、去年も少し話題になっています。
北条司さんの漫画「シティーハンター」が、この人の監督・脚本・主演により実写化され、2019年11月に日本でも公開されたからです。
「フィリップ・ラショー」は、小学生の頃から「シティーハンター」の大ファンだったそうです。
漫画「シティーハンター」は、フランスでは大人気の漫画で、フランス版主人公の名前から「Nicky Larson(ニッキー・ラーソン)」という題名になっています。
この主人公「Nicky Larson(ニッキー・ラーソン)」の明るくてユーモアたっぷりの性格は、フランス人も大好きだそうです。
因みに、原作の主人公名は「冴羽 獠(さえば りょう)」です。
「フィリップ・ラショー」は、「シティーハンター」の権利元である北条司さんの事務所へ、実写版の企画書/プロットを直筆の手紙と一緒に送ったそうです。
そして、それが気に入られたことから、今度は18か月をかけて書いた脚本を携えて来日し、映画化をお願いしたら快諾されたとの事です。
実写化は失敗することも多く、フランス人の間でも実写化に心配する声もあったそうです。
しかし、彼は、原作に可能な限り忠実であることを目指して制作し、フランスで公開されるやいなや、2週間で観客動員100万人を突破し大ヒットしたそうです。
原作が既に人気があったことも下地にありますが、「フィリップ・ラショー」の「シティーハンター」愛が、観客に伝わったのもヒットした要因ではないでしょうか?
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真夜中のパリでヒャッハー!
漫画家を目指すフランクは自身の誕生日に社長の息子の子守を引き受け真夜中のパリでヒャッハーする話🎉
マリオカートとカールおじさんネタがグッド👍
ハンディカメラ映像が多いのにカメラ酔いせず笑って泣けてヒャッハー出来る良作#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/SHqvX6ouCa
— Masahiro Cinematic Universe(MCU) (@Yb1DZBb9PlADMr0) April 26, 2020
>フィリップ・ラショー
>フランス人の俳優。『真夜中のパリでヒャッハー!』(2017年)、『世界の果てまでヒャッハー!』(2016年)などで主演・監督・脚本。本作でも冴羽獠を演じつつ、メガホンを取り、脚本(共同脚本)も書く3役を担う。(文中はラショー)
真夜中のパリでヒャッハー— きぬがさ (@frozen_kinugasa) December 4, 2019
『真夜中のパリでヒャッハー!』と『世界の果てまでヒャッハー!』
フランス版『ハングオーバー!』なので凄く笑いました。最高だ。
特に『真夜中のパリでヒャッハー!』の方が面白い
『世界の果てまでヒャッハー!』はおばあちゃんがいい pic.twitter.com/YXGRw5Dxo5— iwamaso. (@maso_maso04) February 21, 2018
まとめ
この映画の感想ですが、「バカバカしいけど、超面白い!」
これが全てです。
あまり何も考えずに、笑って見ていられます。
次から次に、とんでもないことが起きるので、あっという間に時間も過ぎます。
何か悲しいことがあった、辛いことがあった、面白くないことがあった。
そんな時にこの映画を見たら、嫌なことも全部忘れます。
そんな映画です。
「真夜中のパリでヒャッハー!」の先に公開されていますが、続編が「世界の果てまでヒャッハー!」、そして「アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件」という映画でも、「フィリップ・ラショー」は監督、脚本、主演を努めています。
3本とも、バカらしくて面白いです。
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