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ゲームオブスローンズ・バラシオン家の登場人物&動画フル視聴可能なサービスは?

ゲームオブスローンズ・バラシオン家
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「ゲーム・オブ・スローンズ」の出だしでは、このバラシオン家の「ロバート・バラシオン」が七王国の王です。

代々引き継がれてきた王の身分ではなく、先代の「エイリス・ターガリエン二世」に反乱を起こし、勝ち取った王の座になります。

 

このドラマは、この「バラシオン家」の支配が終わった後、「スターク家」「ラニスター家」「ターガリアン家」の3つの貴族が入り乱れ、真の七王国の王になるための抗争を描いているドラマです。

そこに、北から攻めてくる、人間ではない何かの「ホワイトウォーカー」との戦いが加わり、数多くの登場人物が入り乱れ、かなり複雑な内容のストーリーになっています。

 

これほどお金がかかっているドラマは他に見たことがありませんが、それ故物語も複雑になり、ストーリーが進むにつれ新しい登場人物も次々と現れ、そして次々と登場人物が亡くなるので、一度見ただけで完全に理解するというのはかなり難しいと思います。

そのため、少なからずシーズン1の途中でギブアップしている方もいます。

そこで、この素晴らしいドラマをどうしても見てもらいたいために、覚えておくべき重要人物をまとめてみました。

 

重要と思われるべき人物もかなり多いですが、各登場人物の特徴や行動を簡単にまとめています。

全てのストーリーを書くとネタバレになってしまうので、各登場人物のさわりの部分だけをまとめています。

こちらのページでは、まずバラシオン家及びバラシオン家に関わりのある人物についてまとめてみました。

 

また、画像も置きたいですが、著作権に引っかかるとまずいので、ツイッターで似ている似顔絵を集めてみました。

いつか似顔絵は削除されるかもしれませんが、その時はご了承下さい。

 

全体の相関図は、公式サイトにあります。

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ウェスタロスウェスタロス

バラシオン家について

バラシオン家は、七王国の名家のうち最も新しい家で、半島の右側下部に位置するストームランドでは最上位の貴族になります。

バラシオン家の祖先は、ターガリエン家に繋がり、ターガリエン王朝を創始した、エイゴン・ターガリエン1世の私生児(落とし子)の兄弟「オリス・バラシオン」に始まる家系だと言われています。

 

エイゴンの征服以前、ストームランドは「嵐の王(ストームキング)」に治められていました。

オリス・バラシオンは、最後の「嵐の王」を倒し、その娘を妻としてバラシオン家を創始しました。

本拠地はストームズエンドで、紋章と標語は下記になります。

◆紋章:「金色の地に王冠をかぶった黒い牡鹿」

◆標語:「氏神は復讐の女神」

ロバート・バラシオンについて

七王国の王。

ロバート・バラシオンとエダード・スタークは、アリン家のジョン・アリンに育てられました。

そのため、エダードとは親友を超えて兄弟のような関係であり、ロバートはエダードのことを誰よりも信頼していました。

 

この物語は、ロバートが亡くなったことにより、後継者争いが起こり、これまで平穏だった各諸侯間の緊張も崩れ、大きな戦いに発展していくストーリです。

 

まず、ターガリエン王朝が倒れたのは、ロバート・バラシオンが反乱を起こしたからです。

ある日、エダード・スタークの妹「リアナ・スターク」とターガリエン家の王子「レイガー・ターガリエン」が失踪します。

 

リアナ・スタークは、ロバート・バラシオンと婚約していたため、ロバートは激怒します。

レイガーに誘拐されたとして、リアナの兄ブランドン・スタークは、リアナを救出するためキングズランディングに馬を走らせましたが、エイリス王に捕えられ処刑されてしまいます。

その後、エイリス王は、ジョン・アリンに、ロバートとエダード・スタークの首を差し出すよう命じています。

しかし、ロバート、エダードと、ジョン・アリンはエイリス王に反抗して立ち上がり、「ロバートの反乱」が始まったのです

 

スターク家、アリン家の他に、タリー家もロバートの反乱に同調、最終的にはラニスター家の助けを得て、「鉄の王座」とドラゴンストーム諸島を手に入れました。

ロバートは戦争に勝ち、自らトライデント河でレイガーを殺し、七王国の王となりましたが、最愛のリアナも死んでしまいます。

そのため、レイガーを憎悪していただけではなく、ターガリエン家全体の事を敵視しています。

 

ロバートには、スタニスとロバートという二人の弟がいましたが、あまり仲が良くありませんでした。

戦後、ロバートの末弟のレンリー・バラシオンはストームズエンドを与えられ、次男のスタニス・バラシオンは貧しいドラゴンストーンが与えられました。

しかし、当初次男のスタニスはストームズエンドを与えられる予定であり、この決定はスタニスとロバートに緊張と確執が生まれる結果になります。

 

ロバートは、ラニスター家の忠誠を確実にするため、ラニスター家の長女サーセイ・ラニスターと結婚して、ジョフリー、ミアセラ、トメンの3人の子をもうけます。

ですが、この3人の子供は、サーセイと双子の弟のジェイミーとの間の子供であり、この問題が全ての起点となり七王国の混乱が始まるのです。

 

ロバートは、ジョン・アリンを「王の手」に任命し、王国の統治をほとんどアリンに任せていました。

宴と馬上試合を好み、エイリス王の残した膨大な富を無駄遣いして、とうとう王室は大きな借財を背負うこととなります。

そして、一番信頼していたジョン・アリンが毒殺されたことで、色々な思惑が動き出し、七王国が混乱の渦へと巻き込まれていくのです。

サーセイ・バラシオン(ラニスター)について

ラニスター家の長女で、先代ロバート王の妃であり、後を継いだジョフリー王、トメン王の母親。

サーセイについては、ラニスター家の方で詳しく紹介しています。

ジョフリー・バラシオンについて

ロバート王の世継ぎで、ロバート王亡き後の王。

ロバート・バラシオンとその妻サーセイ・ラニスターの間に生まれた男児ですが、実はサーセイとその双子の弟ジェイミー・ラニスターとの子供。

その事実に気付いたジョン・アリンが謎の死を遂げ、アリンの死を調べていたエダード・スタークもその事実に気付き、最終的に反逆者として逮捕されました。

 

ロバート王が死んだ後は、若くして七王国の王となります。

性格は、短気で短絡的、そして残虐極まりなく、本人は自分の残略な行動を楽しんでいるようにも見えます。

 

叔父のティリオン・ラニスターは「邪悪な馬鹿」だと評しており、自分に逆らうものはその影響も考えずに殺害を命じたりするので、母親のサーセイですらコントロール出来なくなってしまいます。

家来の前でも公然と自分の事を馬鹿にするティリオンの事は憎んでおり、王になってからは何かと嫌がらせをして面白がっています。

エダード・スタークの罰に関しても、当初は「壁」の向こう側へ追放されるはずでしたが、突然処刑を言い渡し、婚約者サンサの目の前で父親のエダードを公開斬首させ、それを見てまた喜んでいます。

 

残虐な反面、臆病な一面も持っており、ブラックウォーターの戦いでは、味方が次々に殺されるのを見て怖気づき、指示も出さずに早々と奥に逃げ込みます。

戦いの後はタイウィンを「王の手」とし、サンサとの婚約は破棄、そしてレンリー・バラシオンを殺され未亡人になったマージェリーと婚約します。

婚約を破棄にした後も、サンサへの嫌がらせを止めず、ティリオンへの攻撃も止まりません。

よく特徴を捕らえていますね…

スタニス・バラシオンについて

ロバート王の弟、レンリーの兄で、ドラゴンストーン公。

正義感が強く冷たい男で、旗主からの人望はあまりありません。

ロバートの乱では、ロバートとともに戦いますが、兄弟の仲はあまり良くはありません。

 

しかし、当初次男のスタニスはストームズエンドを与えられる予定でしたが、ストームズエンドは末弟のレンリー・バラシオンに与えられてしまいます。

自分に与えられたのは貧しいドラゴンストーンだったため、このロバートの決定には不満を抱き、スタニスとロバートに緊張と確執が生まれる結果になります。

 

ラニスター家に対抗するためにレンリーと協力して一緒に戦えばいいのですが、お互いに自分が王にふさわしいと思っているので、兄弟なのに敵対してしまいます。

また、レンリーの方が人望があるため、バラシオン家の旗主たちのほとんどはレンリーに従います。

そのため、「光の王」の女祭司であり魔術を使う「メリサンドル」の力を借りて、レンリーを暗殺してします。

その後、タイレル家を除く弟の軍勢のほとんどを取り込みますが、キングズランディングを攻め込んだ「ブラックウォーターの戦い」では大敗してしまい、ドラゴンストーンに逃げ帰ってしまいます。

 

スタニスに常に忠実な「王の手」であるダヴォス・シーワースは、怪しい魔術でスタニスを取り込んでいるメリサンドルの事を信用してはいません。

メリサンドルも騙しているわけではなく、メリサンドルが仕えている「光の王」が選んだ王だと信じて協力しています。

メリサンドルは、スタニスの甥であるジェンドリーの血を使って敵たちを呪い、その後「光の王」への犠牲に供えようとしますが、ダヴォスの猛反対にあり阻止されてしまいます。

そっくり…

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セリース・フロレントについて

スタニスの妻で、シリーンの母親。

スタニスとの子は何人も死産しており、死産した胎児ををそのまま保管しているというかなり狂気じみた女性。

 

メリサンドルを信頼し「光の王」を深く信奉しており、醜い娘のシリーンには辛くあたります。

夫が、光の王のために娘シリーンを犠牲に捧げることを一旦は支持します。

ところが、儀式の途中で変心し、シリーンを助けようとします。

レンリー・バラシオンについて

ロバート・バラシオン王の末弟。

兄ロバート王によって、バラシオン家代々の領地であるストームランドの領主の身分を与えられます。

ところが、貧しいドラゴンストーンの領主とされた次兄スタニスは、この決定を気に入らず、二人の間には確執が生まれます。

 

ロバートの死後、ロバートの子ではないというのがわかったジョフリーには王位継承権はないと訴え、王になることを宣言して軍を招集します

スタニスはあまり人望がありませんが、レンリーは人好きのする人物なので、バラシオン家の旗主の大部分が集まります。

 

剣の試合で相手を破った女性騎士のブライエニーを。自分の「王の盾」に加えます。

女性には全く興味がなく、タイレル家のマージョリーもそれはわかった上で結婚しており、マージョリーの兄のロラスと親しい関係にあることも知っています。

 

メリサンドルの魔法により、スタニスの顔を持つ影のような何かに殺され、一緒にいて何も出来なかったブライエニーは、レンリー殺しとして疑われ、同じくその場にいたキャトリン・スタークに逃げることを促され一緒に逃げます。

レンリーがいなくなったため、レンリーに従っていた旗主の大部分はスタニスにつくことになります。

この人、本当に絵が上手いですね…

ジェンドリーについて

キングズランディングで働く鍛冶屋ですが、実は王ロバート・バラシオンの落とし子です。

ジョフリーは、スタニスによって自分の出生の秘密が七王国中に暴かれたので、父ロバートの落とし子を残らず殺すよう命令します。

 

ジェンドリーが殺されるのを恐れた鍛冶屋の親方によって、「ナイツウォッチ」に送られることになります。

そして、ナイツウォッチの人員募集係であるヨーレンに連れられ、北の壁に行くことになり、アリアとも出会います。

 

ジェンドリーを追ってきたラニスターの兵により、ヨーレンは殺され、アリア、ジェンドリーらはハレンホール城へと連行されてしまいます。

アリアとともに、ジャクェン・フ=ガーの力により、ハレンホール城から脱走します。

宦官・ヴァリスについて

エッソス出身の、スパイの元締めの宦官。

キングズランディングで「鉄の玉座」のために働く、「小評議会」の一員。

 

禿げ頭の太った宦官で、他人に対し本音を見せることは少なく、何を考えているのか、どんな魂胆があるのかわからず、貴族にも恐れられています。

人から情報を聞き出すのが上手く、時には脅しも使いますが、表面上は常に穏やかな対応を取っています。

洞察力は深く、正しいことを見分ける能力は人一倍強い。

 

子供の頃、魔法使いに去勢され、その切られた局部を魔法のために利用されたという壮絶な過去を持っており、魔法と魔法使いを憎んでおり、宗教の事も疑っています。

自分を虐げた魔法使いは、後に捕まえ監禁して自分の復讐は遂げています。

 

当初、ティリオンとも腹のさぐりあいで、お互いに警戒していましたが、ティリオンの頭の良さや知識の豊富さは認めており、いつの間にか深く信頼するようになります。

自分の事だけを考え、他人がどうなろうと構わないような雰囲気ですが、実は損得抜きで人を助けることも多く、スパイとして活躍するのも、平和を愛し強者が弱者を虐げない世界を作りたいためだと言います。

ピーター・ベイリッシュは、自分の権力と富を得ることが真の目的ですが、ヴァリスはあまり権力とかお金にはこだわっていないような気がします。

 

正しい考えを持つ貴族のことは好んでおり、民衆のために正しい指導者に率いてもらいたいと考えています。

エダード・スタークの事は認めており、彼が捕まった時に水を差し入れ、釈放されるようにジョフリーを真の王と認める必要があると迫ったり、ジョフリーがエダードの処刑を宣言した時には、思いとどまるよう説得を試みたりしています。

 

ジョラー・モーモントを利用しデナーリスのスパイをさせていましたが、後にジョーラーはデナーリスの忠実な下僕になってしまいます。

ティリオンをデナーリスに合わせるように導いたのもヴァリスで、途中からデナーリスのことは認めるようになっています。

そして、デナーリスをドスラク人に売り、暗殺を命じたことをデナーリスに正直に告白して許されています。

よく特徴を捕らえています…

大臣・ピーター・ベイリッシュについて

ロバート王の元では、蔵相。

蔵相として王都の金庫番を努めていますが、傍らでは売春宿を経営しており、売春婦を使い顧客のスパイなどもしています。

スパイの元締めはヴァリスですが、スパイを使って情報収集する力は、ヴァリスに引けを取りません。

 

アリンの谷間領のフィンガーズ岬に、小さな領土を持っていたベイリッシュ家の出身。

所有する小さな領土の場所の名前から、「リトル・フィンガー」という呼び名をつけられています。

 

ピーターの父が、ある戦いが起こった時、ホスター・タリー公の下でよく仕えたことから、ホスターによりタリー家が本拠地としている「リヴァーラン」に里子として迎えられ、キャトリン達と一緒に養育されています。

ピーターは、キャトリンに恋い焦がれますが、キャトリンには受けいれられません。

そして、キャトリンの婚約者であったブランドン・スタークに決闘を申し込みますが、敗れてしまいます。

その後、ブランドンはターガリエンに殺されたため、キャトリンはブランドンの弟エダード・スタークのもとに行ってしまいます。

 

キャトリンの妹のライサ・タリー(アリン)は、ピーターに夢中になりますが、ピーターはキャトリン以外は眼中にありません。

ライサは、親の政治的な関係でジョン・アリンと結婚しますが、ピーターへの恋心は捨てず、ピーターはそれを上手く利用します。

ライサを通してジョンに仕え、実力を見せた後、今度はキングスランディングの王室にも食い込み、金庫番として活躍することになります。

 

エダードがジョフリーの秘密を知り、サーセイとジョフリーを王座から排除しようとピーターに協力を依頼しますが、既にサーセイとピーターは結託しており、裏切られたエダードは捕まり最終的に処刑されてしまいます。

キャトリンとの関係から、エダードはヒーターにとって恋敵であり、最初から協力する気など無かったのでしょう。

 

このように、ピーターは常に悪巧みを仕掛け対立をあおり、それを自分の有利なことに利用しようと、いつも野心むき出しです。

その後も、ライサやサンサを利用して、様々なことを仕掛けていきます。

スタニスの家来:ダヴォス・シーワースについて

ロバートの反乱の際、包囲されたスタニスの城に、玉ねぎなどの食料を運び入れた密輸業者で、スタニス・バラシオンによって騎士とされます。

しかし、過去の犯罪に対する罰として、右手の4本の指の先端を切り落とされています。

 

ダヴォスは、スタニスの娘「シリーン」を非常にかわいがっており、一時スタニスに逆らって牢屋に入れられていた際、文盲の彼はシリーンに文字を習っていました。

その後、牢屋から開放されたダヴォスは、スタニスの「王の手」に任命されます。

 

ダヴォスには息子が一人いましたが、スタニスと一緒に戦った「ブラックウォーターの戦い」で、敵のワイルドファイアの策により完敗を喫し、息子のマットス・シーワースを失ってしまいます。

そして、王であるスタニスは、「光の王」の使いだというメリサンドル(別名:紅の女)の言葉を信じていますが、ダヴォスは、怪しい魔術を使う彼女の事を全く信用していません。

 

スタニスの忠実な支持者でしたが、スタニス亡き後、ジョン・スノウの忠実な助言者となります。

これ以降、ダヴォスは常にジョン・スノウと一緒に行動し一緒に戦います。

似てます…

紅の女:メリサンドルについて

スタニスに仕える「光の王」の女祭司 。

エッソス出身、「光の王」を信仰し、魔法と予言視を行い、ウェスタロスの他の宗教を敵視し、スタニスを「約束の王子」であると信じる助言者。

常に赤い衣装をまとっているため「紅の女」とも言われています。

 

スタニスには信頼されていますが、スタニスの側近のダヴォス・シーワースは、怪しい魔術を使うメリサンドルの事を全く信用していません。

スタニスと寝た後、影のようなものを産み落とし、その影はスタニスが目の敵にしている弟のレンリーを殺してしまいます。

 

レンリーの「王の盾」として護衛していたブライエニーは、自分の目の前で自分の主人を殺され何も出来なかったため、レンリーの仇を討とうと影の中に見えたスタニスを追うようになります。

 

シーズン6では、身に着けている首飾りを外すと他の者に変身してしまい、全ての願いが叶うと消えてしまったので、本当に「光の国」から派遣されてきた「何か」だったのかもしれません。

また、メリサンドルは、七王国での覇権争いには全く興味はなく、「光の王」の使者として「ホワイトウォーカー」を絶滅させるために、貴族の力を借りているわけです。

 

魔術を使いかなり怪しい人物ですが、結果的に人間の生活も守ることになるので、単なる悪人でないことは確かです。

そっくりですね…

バラシオン家・その他の人物について

ミアセラ・バラシオン

サーセイの娘で、ジョフリーの妹。

兄弟と同じく、ロバートの子供ではなく、サーセイとジェイミー・ラニスターの間に生まれた子供。

サーセイやジョフリーとは全く性格が違い、純粋で優しく善良な心を持った少女。

 

王都で暮らしていましたが、ブラックウォーターの戦いの直前に、マーテル家との連合のためにドーンに送られます。

ドーンでは、トリスタンと愛し合うようになり、プロポーズされています。

 

オベリン・マーテルがティリオンの決闘裁判で代理で出場し殺されてしまったため、恨みを抱くオベリンの愛人からの報復を恐れ、ジェイミーは単身ウォーターガーデンに行きます。

トリスタンと結婚してドーンに留まりたいとジェイミーに願いますが、ジェイミーは無理やり連れ帰ります。

トメン・バラシオン

サーセイの息子で、ジョフリーの弟。

ジョフリーやミアセラ同様、ロバートの子供ではなく、サーセイとジェイミー・ラニスターの間に生まれた子供。

兄のジョフリーとは全く違い、気が優しく穏やかな性格の男の子。

 

ジョフリーが暗殺された後を継ぎ国王になります。

ジョフリーに先立たれたマージェリーがそのままトメンと婚約することになり、トメンもマージョリーに好意を持つようになります。

 

タイウィンの死後、政治はサーセイに任せていますが、マージェリーと結婚したのちは年上の妻に操られるようになります。

マージェリーとその兄ロラスが七神正教により逮捕され、聖兵に脅されるとなすすべがなく見守ることになり、自分の無力さを嘆くようになります。

シリーン・バラシオン

スタニス・バラシオンの娘。

生まれた直後に「灰鱗病(グレイスケール)」という病に冒されますが、奇跡的に進行は食い止められます。

後に、ジョラー・モーモントもこの病気にかかります。

 

その後遺症として顔に痕が残ったため、その事を恥じる母親の影響で、城で引きこもる日々を過ごし、ひたすら本を読んでいます。

スタニスは娘のことを愛していますが、母親のセリースには全く愛されず常に冷たくされます。

 

ダヴォスは彼女の事を娘のようにかわいがっており、文盲の彼に字を教えます。

メリサンドルからは、「王となる資格のあるスタニスの血を引く者」として、「光の神」に捧げる特別な生贄として目をつけられています。

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まとめ

バラシオン家は、七王国の名家のうち最も新しい家ですが、エダード・スタークの妹「リアナ・スターク」とターガリエン家の王子「レイガー・ターガリエン」が失踪したことを発端に、「ロバートの反乱」が始まり、最終的に旧体制が崩壊してしまいます。

 

新たに七王国の王になったロバート・バラシオンですが、残念ながら短命に終わってしまい、これをきっかけにウェスタロスは一気に戦国時代へと突入してしまいます。

バラシオン家では、外からの脅威だけではなく、身内同士でも確執があり、ロバートの死をきっかけに全面的な対決が始まります。

 

この「ゲーム・オブ・スローンズ」では、七王国が、バラシオン家の支配から、スターク家、ラニスター家、ターガリアン家の三つ巴の争いに移っていき、それに加え、人間ではない何か「ホワイトウォーカー」率いる死人達との、四つ巴の戦いに発展していく様子が描かれています。

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